あねいもうと

「今日という日がさみしくても、きっと明日は素晴らしいわ」
「そうでしょう、お姉さん」


「NHK大阪」制作の帯ドラマで、1968/04/01~1969/04/04の、
毎週月曜日~金曜日、18:30-18:45に放送された「あねいもうと」の主題歌です。

姉妹写真



原作は、小説 畔柳二美(くろやなぎ ふみ)の「姉妹」。
1954年、畔柳二美はこれで、毎日出版文化賞を受賞したそうです。

明るくて活発で進歩的な妹「俊子」を演じたのが、翌1970年に
「おくさまは18歳」でブレイクする直前の岡崎友紀。
妹とは対照的に、控えめで面倒見が良くて、保守的な姉「圭子」は、西尾三枝子。


有馬三恵子作詞、鈴木淳作曲、伊東ゆかり歌唱、という、
「小指の想い出」(1967年)チームによる主題歌です。


今日という日が  さみしくても
きっとあしたは  素晴らしいわ
かすかな春が  雪をとかし
かすかな風が  秋をはこぶ
そして私は  待っているの
きっとあしたは  素晴らしいわ
そうでしょう  お姉さん

私はなにに  なるのかしら
胸はいつでも  一杯なの
見知らぬまちが  私を誘い
見知らぬひとに  会いたくなる
だから私は  夢をみるの
胸はいつでも  一杯なの
わかってよ  お姉さん

声を限りに  呼んでみたい
ばらに輝く  幸せの日
小手毬うつす  せせらぎでも
いつかは海へ  出て行くのね
そうよ私も  見つけたいわ
ばらに輝く  幸せの日
あなたもよ  お姉さん


小学校高学年の頃、私のクラスの女子はみな生意気盛りで、よく言い争いをしていました。
ある日の放課後女子が車座になって、
どうしたらクラスの女子は仲良くやっていけるのか、を話し合っていました。

教室に男子が一人ふらっと入ってきて、
「今日という日がさみしくても、きっと明日はすばらしいわ。そうでしょう、おめえさんがた。」
と黒板に書きました。

10名程いた女子は一斉にわあっと感嘆の声をあげました。


それで、恒久的にクラスが平和になったわけではないけれど、
それを書いた男子(エンドーくん、エンディーと呼ばれていた)が急にモテたわけでもないけれど、
下校の音楽と共に学校を後にしたみんなの心には、何かが確実に残ったと思います。

いい思い出です。

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