ソウタの棋

ソウタの棋

イラストレーターのTAKUMIさんによる「ソウタの棋」
漫画家・小畑健「ヒカルの碁」風のイラストが秀逸ですね。

今、空前の将棋ブームです。
将棋の棋士の面々のキャラがなんとも濃くて面白い。
知り合いが世話人をする地方自治体の子ども教室は、
今まで、囲碁教室の集まりに比べてチョボチョボだった将棋教室が、
あっという間に子どもで満杯なんだそうで、ブームというのはすごいなあ、と思います。


8日放送のNHK総合「NHKスペシャル『徹底解剖 藤井聡太~“進化”する14歳~』
(再放送:7月19日(水)0:10~0:49(予定)だそうですよ。)
ご覧になった方も多いと思いますが、
渡辺明竜王や羽生善治三冠の藤井四段の将棋の解説が面白かったです。

藤井四段の将棋の特徴として、
何と言っても、莫大な数をこなした詰将棋による経験値、
そしてAIに近い感覚をあげていました。
藤井四段は詰将棋解答選手権三連覇ですからね。
詰め将棋は数十手先まで読むそうです。
AIに近い感覚というのは、今までの将棋のセオリーではちょっと考えられない手を
AIと同じようになんの恐怖心もなく打てる、ということだそうです。
セオリーに関係なく、AIが示す最善手と同じ手を躊躇なく打てるわけですね。

そして、渡辺明竜王や羽生善治三冠がそろってあげていた、
20連勝目をかけた澤田真吾六段との一戦。
追いつめられて後のない藤井四段は
持ち時間がなくなり一分将棋になった澤田六段に対して、
澤田六段が引っかかれば数十手先で自分の勝ちにつながる手を指します。
それはAIは決して最善手としません、何故なら、それは「悪手」だから。
それをあえて仕掛ける勝負師としての感覚を羽生善治三冠は絶賛していました。

藤井四段の師匠、杉本昌隆七段は、
その感覚は藤井四段が小さい頃から持っているもので、
だからこそ強いのだと、
AIからの影響ばかりが喧伝されるけれど、
決してそればかりではないのだと、強調していました。



人間ってすごいなあ。
胸がすくような、爽快さがありますね。


人間、捨てたもんじゃないですよ。


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