観光地の着物

京都、金沢、浅草、この3カ所で、
私も、海外からの観光客がレンタル着物で闊歩している姿を目にした。
日本全国、他の観光地でもきっとレンタル着物屋さんが繁盛しているのだろう。

人目でわかるソレを着た方々はかなり多勢いて、観光地がその原色であふれ返っている。
皆さん自撮りをしたりして楽しそうだ。

アジア系の方が多いのは、
アジア系の旅行社がレンタル着物店と提携しているのかもしれない。
欧米人にはサイズ的に無理があるのか、欧米系の方が着ているのは、あまり多くはない。
でも、興味がないわけではなく、
部屋着やお土産にするために出来合いのものを買ったりする。

着ている人の言葉を聞くと、日本人だとわかってびっくりすることもある。
え、日本人がこれを着るのかなあ、という着物なので、驚いてしまうのだ。

どれも同じようなポリエステル地に原色の大きな和柄、
帯は半巾帯で飾り結びにしている。
浴衣のようなペラペラの色柄で、冬は寒そう、夏は暑そう。
私の目にはどうにもへんてこりんに見える。
本来の日本の色柄の良さからは程遠い、
似て非なるもの、に見えるのだ。

男性の場合は黒、紺、茶、臙脂、など濃い色のアンサンブルだから、
そんなにおかしくはない、でも、何と言うか、お正月の若旦那みたいだ。


最近は浴衣の柄も大きくなった。
子どもや成人式用の写真館のチェーン店でレンタルされる着物も柄が派手で大きい。

そんなにハッキリクッキリデッカくしなければ見えないわけでもないだろうに、
どうにも騒がしく落ち着かない色柄でまことに品がない、
とは思うけれど、わかりやすさ、と取っ付きやすさ、を求めるとこうなる、
ということなのだろうか・・・。

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