今年も「第九」

一度は「第九」を歌いたい、
そう思って昨年、区の芸術文化振興財団の第九を歌う会に参加した。
オケも合唱も素人で、4人のソロだけは芸大の大学院生という構成。
指導者を変えながら、もう10年も続いているそうで、
長年参加の強者もいて、経験者も多い。
毎年新人、未経験者も参加して、合唱の人員は120〜130名といったところだろうか。

都内には「第九」を歌う会が、多分各区に一つはあるのではないかと思うくらい多く、
それらを回遊している「第九難民」もたくさんいる模様。
だから6月から始まった練習は、年が押し詰まるにつれて経験者の参加人員が増えて、
歌声に厚みが増す。



私は、昨年はソプラノで参加したが、今年はアルトで参加している。
10年前に長唄を始める前、オペラ合唱団で歌っていた頃から、
というか、小学校?中学?合唱ではいつもソプラノだったから、アルトは初めてだ。

高声のソプラノ、下支えのバス、中声のアルトとテノール。
メロディーラインのソプラノとテノール、
和声付けのアルト、バス、
主役、姫か娘役のソプラノと王子やイケメンのテノール。
敵役か女中か、おばさんのアルト、村長か町長、太った親方のバス。

というイメージのせいか、アルトをやりたいと思ったことはなかったけれど、
まあ、音とりとしては難しいパートを経験としてやってみようか、
くらいの気持ちで今回はアルトにエントリー。

続くのだろうか・・。
うーん・・。
なんだか、高揚感がない・・。

ソプラノに惑わされないで、高声と低声の中間を縫うように歌うのが快感だと、
アルト好きの方々はおっしゃるけれど・・。
この、面白くなさ加減が逆に面白い・・のか。

音とりの難しさに関してはテノールやバスも、よく歌えるなと思うくらい難解だし、
高揚感のなさはバスは半端ないだろう。
男子中学生は校内合唱大会など、面白くもなんともなかっただろうなあ、と
今にして思う。

ところが男性の合唱好きな方は少数ではあるけれど一定数いて、
強固な合唱愛を持っていらっしゃるようで、
そういうことも面白いなあと思う。


昨年ソプラノで友だちになった人は、一度アルトに挑戦した年は、
あまりの面白くなさに、9月までで見切りを付けて、ソプラノに戻ったそうだけれど、
さて、今年の年末、私はアルトで歌うでしょうか?
ソプラノに舞い戻るでしょうか?


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